地雷発見

26. January 2009

夜はけっこう冷えた。ハンモックでふるえながら朝を迎えた。7時過ぎ、朝食を取った隊員たちはまた地雷原へと入って行った。僕も昨日に続いてアキラと地雷原へ。撤去が終わったエリアを案内してもらう。

地雷事故があった場所
彼が指を指した。以前、村人が地雷の犠牲になって死亡した場所だった。他にも2人、地雷によって命を落とした。

作業していた隊員から連絡が入る。地雷を発見。

アキラとともにその場所へ向かう。地雷発見を示す赤い三角の標識の先に地雷が姿を現していた。PMN-2型だ。

PMN-2型対人地雷

ロシア製の対人地雷で本体はプラスチックで出来ている。上から圧力で作動させる面にはゴムが使用されている。このタイプもカンボジアで多く使われた地雷のひとつ。地雷が埋められていた場所のまわりを見るとそばに大きな蟻塚があった。ジャングル内で戦闘中、大きな蟻塚の後ろに身を隠す兵士を狙って地雷がよく仕掛けられてたという。

地雷の爆破処理発見された地雷はすべて爆破処理される。地雷にTNT火薬を仕掛けて導火線を引き、約100メートルほど退避距離を取って遠隔で操作する。近隣に人が近づかないよう警告を行なってから、カウントダウン。3・・・2・・・1・・・。起爆装置のスイッチが押された。爆発音が大きく響きわたり砂煙が舞い上がった。衝撃が伝わってくる。

これでこの地雷原から発見され処理された地雷は12個となった。あといくつ出てくるのだろうか。

CSHDの地雷撤去チーム

地雷・不発弾撤去チームは現在、7人のディマイナー(地雷撤去人)と医療担当1人、警備・地域調整担当1人、そして新しくチームに加わりディマイナーとして活動予定の1人の合計10人からなる。隊員は21歳から40歳まで。アキラの元に集まりトレーニングを受けてディマイナーとなった。

アキラの地雷・不発弾撤去チームはみんな誇り高い人たちだった。彼らの任務の成功と無事を祈って別れた。自分は具体的にどう行動出来るか、支援のあり方、可能性について考え始めている。

なお、地雷原への立ち入り、写真撮影はすべてアキラの許可、監視下で行なわれたものであることを記しておく。

  • Kokchambok村ーシェムリアップ
  • 移動距離 60km
  • 所要時間 2時間
  • 移動手段 バイク

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